[バンコク以外]マハーチャイ

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タイ国鉄を利用しマハーチャイへ小旅行
海の幸を食べにゆく!Baan Rimnum

タイ国鉄を利用しマハーチャイへ小旅行海の幸を食べにゆく!Baan Rimnum

タイ料理店へ取材へ行き魚介類などの仕入れ先を聞くと、
「マハーチャイから仕入れています」
とよく聞きます。
マハーチャイとはバンコクから西に鉄道で1時間ほどの場所にあり、漁港の町として知られています。
私は数年前に一度だけこの町へ訪れたことがあるのですが、漁港に来たにも関わらず魚介類など一切食べることなくバンコクへ戻るという失態を犯したことがありました。
いつかリベンジしなければ。
積年の思いを晴らすべく、バンコクからの脱出を計画。
ついにその日がやって来ました。

マハーチャイへの小旅行は3人で

ふだん、タイ料理店へはほとんど1人で行く私ですが、さすがにマハーチャイへ1人っていうのはとっても寂しい。
そこで今回は、当ブログで何度も登場しているノマドワーカーのクミさんを誘い、そのお友達との3人でマハーチャイを目指すことにしました。

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マハーチャイまではロットゥー(乗り合いバン)か鉄道を利用するのが一般的。
他にはバスもあり、私は以前このバスを利用してマハーチャイまで行きましたが、客の乗降のために途中途中で停車するため時間がかかってしまう。
今回はちょっとした旅情も味わいたく、鉄道を利用することにしました。

タイ国鉄でのマハーチャイへの行き方

鉄道でのマハーチャイまでの行き方を説明しましょう。
利用するのはタイ国鉄のマハーチャイ線。
ウォンウェンヤイ駅が発着駅となります。
まず目指すのはBTSウォンウェンヤイ駅。
徒歩で国鉄ウォンウェンヤイ駅へ向かうなら1番出口、バイクタクシー等を利用するなら2番出口を出ます。

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徒歩だと10分ほどの距離。以下の地図はBTSウォンウェンヤイ駅から国鉄ウォンウェンヤイ駅までの道のりです。

我々は徒歩で国鉄ウォンウェンヤイ駅へ向かい、駅に着いたのは15時40分ごろ。
およそ1時間に1本の割合で出ており、次の出発は16時30分です。タイ国鉄ウォンウェンヤイ駅は初めて来たのですが、駅構内には食堂あり、泥棒品のようなものを売っている露店あり、線路の向こうには寿司屋ありと、なんともカオス感に満ちた雰囲気です。

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マハーチャイまでの料金は10バーツ。
時刻表がありますので参考にしてください。
※執筆時のものですので変更している可能性もあります。

マハーチャイ線(ウォンウェンヤイ発)時刻表

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ウォンウェンヤイ発 マハーチャイ着

05:30    06:23
06:25    07:27
07:00    07:58
07:40    08:39
08:35    09:28
09:40    10:36
10:40    11:39
12:15    13:10
13:20    14:15
14:25    15:22
15:25    16:27
16:30   17:26
17:05    18:02
17:35    18:36
18:35    19:30
19:10    20:04
20:10    21:00

タイのことだから定刻通りに出発しないだろうと、駅構内の飲食店でビールを飲みながら喋っていると、なんと16時25分に列車到着!
まだ飲み干していない缶ビールを片手に慌てて店を飛び出し、列車に飛び乗りました。
予想だにしていなかった定刻発車もさることながら、さほど客はいないだろうと推測していた我々の思惑も見事に外れ、車内は満席。
ゆっくり座りながら残りのビールを飲もうと思っていた思惑も外れ、左右に激しく揺れる車内での立ち飲みです。
※タイ国鉄内での飲酒は禁止され見つかると罰金になりますので真似しないでください。

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私はタイに5年住んでいますが国鉄に乗る機会はほんどなく、流れる景色を眺めるのは新鮮。
ビールを飲みながらの列車旅は旅情があるなぁ。
車内販売でスルメでも売りに来てくれれば言うことなしだ!

列車に揺られること約1時間。
17時30分に終点のマハーチャイ駅へと到着しました。

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陽が傾きはじめこともあり、酷暑は和らぎ心地よい。
とはいえ気になるのはマハーチャイからウォンウェンヤイへの最終列車。
時刻表を見てみると最終は19時!
あと1時間30分しかありません!!
今から飯屋まで行って飲食してたらかなりギリギリ、というか間に合わないような気がしなくもないですが、3人で検討した結果、あまり深くは考えないことにしました。
列車がなくなっても他の手段で帰ることができるだろうという、楽観的発想にもとづく結論です。
マハーチャイ発、ウォンウェンヤイ駅行きの時刻表も掲載しておきましょう。

マハーチャイ線(マハーチャイ発)時刻表

マハーチャイ発  ウォンウェンヤイ着

04:30       05:23
05:20       06:16
05:55       06:53
06:25       07:28
07:00       07:56
08:00       09:03
09:35       10:31
10:40       11:38
11:45       12:43
13:15       14:13
14:25       15:18
15:25       16:19
16:00       16:55
16:30       17:28
17:35       18:25
18:10       19:01
19:00       19:59

マハーチャイ駅前には魚介類が売っている市場があり、道路の両脇に店舗や露天商が並んでいます。
新鮮な魚介類を見ているだけでテンションが上がる上がる!
「これから君たちを美味しくいただいてきますよ」という意気込みが湧いて来ます。

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遠目からだと分かりづらいですが、イカたちです

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生の魚介類だけではなく乾物や果物なども販売しており、夕方でしたが人通りは多く活況を呈していました。

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果物屋台の女性と記念撮影するクミさん

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マハーチャイ駅前は人、車、バイクでごった返しています

道の両脇を行ったり来たりしながら歩いていると、グロてすくな物体を発見。
「メンダータレー」と呼ばれるカブトガニです。
日本では天然記念物に指定され丁重に扱われている彼ですが、タイでは市場に並ぶただの食材。
国が違えば身分も違う。
カブトガニに生まれ変わっても日本に生まれたいと、切実に思いました。

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川沿いのタイシーフードレストラン『Baan Rimnum』

私はメンダータレーを食べたことがないので、今から行くタイ料理店でぜひとも食べてみたい!
メンダータレーは身を食べるのではなく、中に詰まっている卵を食べるそうです。
気味悪いですが、一度は食べておきたい。
天然記念物ですからね!

浮かれる気持ちを押し隠すことなく闊歩し、目的としていたタイ料理屋『Baan Rimnum』へ辿り着きました。

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この店は川沿いに立地し、海鮮類を使った料理が旨いと評判のタイ料理屋です。
もっとも川に近い席を選んだ私たち。
バンコクのような喧騒はなく、川から流れる心地よい風が頬をなで、リラックスできる雰囲気です。

「ハロー!」

英語で話しかけて来たのは、この店のオーナーである男性。
ペラペラではないでしょうが英語も話せるようです。

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天然記念物メンダータレーはあるのか!?

挨拶もそこそこに、私がもっとも食べてみたい”あの一品”を聞いてみることに。

「メンダータレーはある?」

日本の天然記念物であるカブトガニは食べられるのか…。

「メンダータレーはうちには無いんだ」

がーん!
がーん!がーん!がーん!

「がーん!」を4回も書きましたよ!
すぐそこの市場で売っているんだから仕入れは容易いでしょうに。
なんでおいてないんかね。

愚痴っても仕方ないのでメンダータレーは諦め、魚介を使ったいろんなタイ料理を注文しました。

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トムヤムクン。コクがあって旨い!

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この炒め物のイカは柔らかく美味しい

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定番のソムタム

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小ぶりの生牡蠣。結局トムヤムに投入されてしまったのですが

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魚の揚げ物は外はサックリ、中の身はほろほろ

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タイシーフードは1人じゃ食べに来れないっす!

いつの間にか最終列車の時間は過ぎ……

陽が暮れかかり涼しい風を感じながら食べる海鮮タイ料理は最高!
トムヤムクンはこれはこれで旨かったのですが、別皿で注文していた生牡蠣を投入してみようという企画が発案。
どどっと牡蠣を投下いたしました。
牡蠣エキスがスープに溶け出し、さらに旨みが増していい感じになるかと思いきや、川からの風が少々キツく火をつけてはすぐ消えスープがほとんど沸騰せず、半生のまま。
まぁ、これはこれで美味しかったので、みなさんもやってみてはどうでしょう。
他に注文した揚げた魚や蟹入り炒飯、どれもよろしい。
ただ1つ残念だったのがメンダータレーですよ!
おっちゃん、次回は仕入れといてや!

3人でビールを飲み、タイ料理を食べ、いろんな話しに花を咲かせていたら瞬く間に時間は過ぎ、最終列車はIt’s over。
ほろ酔いの3人はそれでも楽天的で、最悪の場合はタクシーで帰ればよろしいですね、なんて言いながらやいのやいのと喋っていたわけですが、オーナーにロットゥーはないのか聞いてみることに。

「あるけど、もう最終はなくなったかなぁ。ギリギリだね」

時計を見ると20時前。
どうやら20時で最終のようです。

「バイクで乗り場まで送ってやるよ」

オーナーさんは自前のバイクで我々を送ってくれると提案。
こういう優しさに触れられるのは、タイならではでしょう。
お会計を済ませ、スタッフとオーナーが運転するバイクにライドオン。
ロットゥー乗り場に滑り込むと、ちょうど最終のロットゥーが出発間際でした。

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ギリギリ間に合ったのですが、ここで1つ問題が浮上。
空いている席は2つしかない。
我々は3人。
パンパンに詰め込まれたロットゥーだけに、押し込んでも3人は厳しいよう。

ロットゥーでの帰還は無理か……。

ほぼ諦めていたのですが、オーナーさんはロットゥー運転手たちとタイ語で何やら交渉している様子。
しばらくして我々のもとに来て、衝撃の一言を発してくれました。

「もう1台、ロットゥー出るんだって」

最終じゃなかったんかい!
っていうわけで無事ロットゥーに乗車でき、バンコクへ戻ることが出来ました。
ロットゥーだと50バーツ。
ロットゥー乗り場はこの辺りです。

タイ国鉄でのマハーチャイ小旅行。
珍道中で楽しく、旨いタイ料理も食べられて満足なんですが、1つだけの心残りと言えばメンダータレーです。
これだけはやはり食べておきたい。
というわけで、また近々マハーチャイへ行ってきます!

【SHOP DATA】
「Baan Rimnum(บ้านริมน้ำ มหาชัย)」
TEL:034-411-483,081-943-2629
OPEN:10:00-21:00
ADDRESS:977/1, Tambon Maha Chai, Amphoe Mueang Samut Sakhon, Samut Sakhon, 74000

1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し旅行メディアTRIPULLも運営。
Twitter:nishioyasuharu

【お知らせ】12/30開催!今年最後の激ウマツアー


2017年は9回開催した激ウマツアー。
今年最後となるのは12月30日(土曜日)の開催です。
最終ツアーで向かうのは毎度好評をいただいている「エビの火山蒸し焼き」のタイ料理店。
お食事前に世界一高い仏塔「ワットプラパトムチェディ」へも立ち寄ります。
このツアーの趣旨は、とにかくエビをお腹いっぱい食べていただくこと!!(笑)


日程:2017年12月30日(土曜日)
参加費:2,300バーツ(大人) 1,150バーツ(2-11歳)乳幼児は無料
※参加費には往復の交通費、お食事代(アルコール込み)が含まれています。
詳しくは以下のリンク先でご覧いただけます。

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. タイ国鉄。旅情たっぷりでいいですね。
    日帰りで海鮮を食べに行けるなんて贅沢です。
    マップで見る限り結構距離あるのに意外と早い。
    ドンムアン空港からフアランポーンまでの遅さでタイ国鉄をナメてました。
    片道1時間の場所の終電が7時て不思議な運行。。

    • By 激旨!タイ食堂

      タイ国鉄日帰りグルメシリーズ、なんてのもやってみていいかなと思っています。
      タイ好きな方の中にはかなり頻繁にタイへ来られている方もいますので、バンコク中心地ばかりの滞在だと飽きてしまうこともあるでしょうし、バンコクから日帰りで行けるスポットと旨い店を取り上げれば楽しみも増えるのではないでしょうか。
      終電の早さがどういった理由によるものなのか知りたいですね。

  2. マハーチャイ、去年タイ国鉄でアンパワーを目指した時に行きました!懐かしい~
    そうそう、イカが大好きなので、市場の素晴らしい山にときめいたのを覚えています。
    自分は、バーンレム駅に繋がる渡し舟の港の横のレストランに行きました、ハズレました(笑)
    そのときここを知ってればよかったなぁ。。(涙

    メンダータレー、わたしも経験値として食べておきたいな、と思っていたんですが、実食された方のブログを読んだら、カブトガニにはフグ毒と同じテトロドトキシンが含まれてるそうで、卵以外を食べると相当あぶないそうです…(卵もときおりあたる人がいるとか)。
    どうぞご賞味される折にはお気をつけ下さい。

    • By 激旨!タイ食堂

      この記事で
      「メンダータレーを食べてみたい」
      と書いたところ、各方面から「マズイぞ」というありがたい助言を頂戴しております。
      やめておこうかな…(笑)

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