[バンコク以外]ペッブリー県

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鏡800枚を使い太陽光で鶏を焼く!タイ唯一のガイヤーンを求めペッブリー県へ

鏡800枚を使い太陽光で鶏を焼く!タイ唯一のガイヤーンを求めペッブリー県へ

数ヶ月前、激旨!タイ食堂に一通のメールが届きました。

「ペッブリー県にある鏡で焼くガイヤーンの店を取り上げて欲しい」

ペッブリー県とはバンコクから南西170kgにある県で、車だと2時間ほどの距離です。
このガイヤーンの店、実は以前から知っていました。
知人であるライターの髙田胤臣氏が以前、某媒体の記事で
1皿のために他県へ車を走らせ2時間! ペッチャブリー県の日光炙りの鶏肉店「ガイヤーン・パラン・セーン・アーティット」
として紹介していたからです。

確かに、太陽光で鶏肉を焼く調理法というのは珍しい。
だからといってそれだけを食しに2時間かけてペッブリー県まで行くほど、ガイヤーンフリークでもございません。
いつかは来店したいとは思っていましたが、先に触れたメールが来たことにより私の重い腰が上がり、ハンドルを握る覚悟を決めました。

バンコクから2時間かけてペッブリー県まで来てみたら……

実はこの店を初めて目指したのは今年5月。
ホアヒンへ行く道中に寄ってみることにしました。
ペッブリー市街の中心地から東へ向かうと線路が現れ、これを超えると巨大ソーラーパネルが出現!
いや、ソーラーパネルじゃなくただの鏡なんですが…。

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ガイヤーンを焼くためだけに造られた鏡の集団

これは目立つ。
車を停めテーブルにつき、ガイヤーンをオーダーしました。

「今日はね、ガイヤーンを焼いていないから無いのよ」

ガイヤーンをウリにしているんじゃないんっすか!
はるばるバンコクからやって来たんですけど!!

到着した11時ごろは晴天でしたが、朝は曇天だったためガイヤーンを焼くには光量不足だったそうな…。
天候によってガイヤーンを提供できるか否かが左右されるなんて、スリリングな営業スタイル。
愚痴をこぼしたところでどうなるわけもなく、しょぼくれながら仕方なくソムタムと豚肉を揚げたムーグロープをいただき、焼いている時の写真だけ撮らせてもらい退散いたしました。

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太陽光ガイヤーンがいただけなかったので代替品としてオーダーしたムーグロップ

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ムーグロップだけでは寂しいのでオーダーしたソムタム

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店主が出してきてくれたアルバムには、焼いている様子の写真がおさめられていました

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巨大鏡パネルを使って太陽光放射!

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調理場には見えないガイヤーンの焼き場

初回の来店から5ヶ月が経ちました。
もはや太陽光ガイヤーンは記憶の奥底で爆睡。
すっかり忘れていたんですが、またまたホアヒンへ行くことになったことでむくむくと蘇ってきました。

「今度こそは食ってやる」

ふたたびレンタカーにてペッブリー県を目指しました。

2度目の来店も……

私には太陽光ガイヤーンとの縁がとことん薄いのかもしれません。
当日、朝から雨模様。
この天気じゃとてもガイヤーンは焼けないだろう。
来店してもゼッタイに無いはず。
とは思いながら、ホアヒンへ行く道中だし、前回店主の写真も撮っていないし、ついでだから立ち寄ってみることにしました。

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地面が哀しみで濡れているのがお分かりいただけると思います

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どうみても雨降りな一日

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この天候で焼けるはずありません…

お店の横に車を停めたのは午前11時。
薄鈍色の空からはぽつりぽつりと雨が届き、地を濡らしています。
これでガイヤーンが焼けるなら、前回も焼いているはず。
今回もソムタムとムーグロップを食べてホアヒンを目指すか!
前回の来店時と変わらず厨房に立つおかみさん、忙しなく店内と外を行き来している店主のおとっつぁんは、笑顔で迎えてくれました。

――この天気だしガイヤーンは無いよね?

「昨日焼いたガイヤーンが3羽分あるわよ」

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店主が奥さんの肩に手を回しているのが微笑ましい〜

ガイヤーンの神は私を見捨てなかった!
前日に焼いたものとはいえ、太陽光ガイヤーンと出会えるとは。
なにごとも諦めず行動してみるもんですねー!

2度目の来訪にてようやく出会えた太陽光ガイヤーンがこちらです。
一般的なガイヤーンとは色つやが異なっているのが分かっていただけると思います。
異なっているのは風味や柔らかさもしかり!
一口噛み締めるとガイヤーンからは独特の風味が口の中に広がり、しかも柔らかい。
これが焼きたてだったらもっと旨いはず。

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2度目の来店で出会えなかったら、諦めていたかも…

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前日に焼いていたという三羽のガイヤーン

太陽光を集める鏡はおよそ800枚はあるのだそう。
ライターの髙田氏いわく、太陽光でじっくりと焼くため蒸し焼きに近い焼き上がりになり、柔らかくなるのだろうと言います。

タイのテレビ番組で、焼いている様子が取り上げられています。

タイはこれから乾期に入ります。
12月から2月なら雨に降られることも少ないので、太陽光ガイヤーンを求めて行くなら最適な時季でしょう!

【SHOP DATA】
「ガイヤーンパランセーン アーティット(ไก่ย่าง พลังแสงอาทิตย์)」
TEL:085-704-3716,03-2428-250
OPEN:11:00-20:00(基本無休だけどガイヤーンがないことも)

1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し旅行メディアTRIPULLも運営。
Twitter:nishioyasuharu

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