[料理名]パッタイ(タイ版やきそば)

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バンコクでパッタイならこの10店舗|2017-2018年度決定版

バンコクでパッタイならこの10店舗|2017-2018年度決定版

日本人に好まれるタイ料理の一つ、パッタイ。
「パット」=炒める
「タイ」=タイ王国
なる2つの単語から成り立ち、米麺にもやしやニラ、海老などを入れて炒める実にシンプルな料理です。

パッタイとは

パッタイが生まれたのは第二次世界大戦中。
当時の首相だったプレーク・ピブーンソンクラーム(Plaek Phibunsongkhram)は、国名を「シャム」から「タイ王国」へと変更し、タイ国内のナショナリズムを強化しようと努めていました。
その頃、中国の影響を受けていないオリジナルの米麺「センチャン(เส้นจันท์)」が誕生。
センチャンは「パッタイ」に用いられるようになり、国名を冠したこのタイ料理はナショナリズム強化を目指すピブーン氏によって紹介され、広まったと言われています。

味付けの基本で使われるのはタマリンドソースやナンプラーです。
香草やスパイシーな調味料は控えられているため、日本人だけではなく欧米人も好んで食し、カオサン通りなど欧米人旅行者が多い場所やタイ料理店には、高確率でパッタイがメニューに並んでいます。
ところが、「タイ料理店の数あるメニューにパッタイがあった」という店は無数にあるものの、店名に「パッタイ」を掲げ「パッタイで勝負」している店に出会うのは案外難しい。

そこで企画した「バンコクでパッタイならこの10店舗|2017-2018年度決定版」
バンコク都内にある評判の高いパッタイ専門店10店舗を取り上げたのが今回の特集です。
チョイスした10店舗のほとんどが徒歩圏内なので、パッタイ店選び迷ったら、このページを開くだけで即解決!

【旧市街】ティップサマイ(THIP SAMAI)

バンコクに数多あるパッタイ屋の中でもっとも名の知れた店であり、これほどの行列ができるパッタイ店は他にないでしょう。
17時の開店前から長蛇の列ができ、途切れることなく深夜まで続くモンスター級のパッタイ店
店頭のスタッフはフライパンを使いパッタイを卵で包んでいく作業を淀みない手さばきで行い、次々と「パッタイホーカイ」を調理していく様は、並んでいる最中も見とれてしまう職人芸です。定番メニューは、上述した「パッタイホーカイ(パッタイの卵包み)」。
タマリンドソースでしっかりと味付けされたパッタイは、安定感のある仕上がり。
『ティップサマイ』ではパッタイだけではなくオレンジジュースも人気メニュー
オレンジジュースの甘み&酸味を味わいつつ、パッタイを召し上がれ!

ティップサマイの過去記事

【ジャルンクルン通り】Baan Padthai

2016年にオープンした新参パッタイ店。
外観は淡いブルーでポップな印象を受けますが、木造の一軒家を改築したような造りで、一歩店内に入るとセンス溢れるレトロ感に満たされています。
当店が推しているのは「パッタイ プーヤック(Phad Thai Phoo Yak)」巨大なカニが麺に抱きついている感のあるパッタイでして、ルックスの破壊力は抜群ですが、1400バーツというお値段も破壊力抜群。
パッタイに1400バーツを出費できるほど裕福ではございませんので、私は別メニューを選ばせていただきました。
ノーマルのパッタイはもちろん、もう一皿、ガイヤーン(焼き鳥)乗せパッタイもオーダー。
タマリンドソースがたっぷり使われたパッタイは、存在感旺盛なガイヤーンに合う。
私のおすすめは「パッタイガイヤーン」です! 最寄駅はBTSサパーンタクシン駅。
3番出口の階段を降りて、ジャルンクルン通りを左折(北方向)。
数百メートル進み、左に伸びるジャルンクルン44(Charoen Krung 44)をまっすぐ行った左手にあります。

【SHOP DATA】
「Baan Padthai」
TEL:02-060-5553
OPEN:11:00-22:00(無休)
ADDRESS:21-23 Charoen Krung 44, North Sathorn,Bangkok
PRICE:パッタイガイヤーン190B、パッタイJ160B
Website:https://www.baanphadthai.com/

【ジャルンクルン通り】369パッタイグンソッド

先に紹介した『Baan Phadthai』から徒歩数分とご近所さん。
オープンしたのも2016年と、時を同じくするパッタイ専門店です。
店舗の規模は小さいですが、通常のパッタイが50バーツと専門店ながら低価格。
パッタイ以外のメニューを排除しているこだわりは味にも現れ、コスパの高さはトップレベルでしょう。
もちろんノーマルのパッタイも食べていただきたいのですが、『369パッタイグンソッド』では珍しいパッタイがあるのでこちらも試していただきたい。
揚げた麺にタマリンドソースをかけた、ミーグローブ パッタイ グンソッド頂上にはエビが数匹トッピングされ、90バーツというお値段も嬉しい。
パリパリと音を立てながら食すこのパッタイは、既成概念の枠にはおさまらず、新たな世界観を表現しています。

最寄駅はBTSサパーンタクシン駅、駅出口は3番がもっとも至便です。

【SHOP DATA】
「369パッタイグンソッド」
TEL:083-253-6456
OPEN:10:00-20:00(日曜日休み)
ADDRESS:425 Srivichai Road Khwaeng Silom, Khet BangRak, Bangkok
PRICE:パッタイ50B、ミーグローブ パッタイ グンソッド90B

【シーロム】パッタイサラデーン

MRTシーロム駅から歩いて5分ほどと、シーロムの中心地に佇むパッタイ専門店。
看板は出さず、細い通りで目立たないように営業する同店ですが、簡易の煙突からは黙々と煙を吐き出し、一目で飲食店だとわかるでしょう。
オフィス街のシーロムだけに、昼時になると超満席。相席は当たり前で、タイミングによっては待たなければ入店できないほど賑わう人気店です。
『パッタイサラデーン』のパッタイで特記しておきたいのは、やたらと量が多いこと!
小洒落たレストランで出てくる小ぶりのパッタイなら、3皿分は盛られているような超大盛り。
男であっても完食するには気合いを少々入れる必要があるだけに、OLさんたち女性の多くが完食に至ることができず、無念のリタイヤ続出。
いや、無念とは思ってないでしょうけど。。。
麺が多いだけではなく、エビ入りパッタイにはエビが6匹トッピング。
添えられる野菜もてんこ盛りで、一皿50バーツ。
儲けを度外視したパッタイからは、店主の優しが香りだっています。

パッタイサラデーンの過去記事

【クロントゥーイ】パッタイメーアム

「アムお母さんのパッタイ屋」という意味を持つ『パッタイメーアム』。
店名通り、店頭では店主のアムさんが黙々とパッタイを炒めています。

「うちのパッタイのこだわりはこの炭火」

彼女が言うように、『パッタイメーアム』ではガス火を使わず炭火でパッタイを料理するこだわり。
麺は下ごしらえによりタマリンドソースでしっかりと味付けされ、卵と一緒に炒めて仕上げます。
店内にはメディアから取材を受けた記事の数々があり、同店の歴史を垣間見ることができるでしょう。 パッタイ一筋の『パッタイメーアム』。
と思っていたら、メニューで見つけたのはクアガイです。
パッタイ以外にもメニューがあったとは。
クアガイとは太麺のセンヤイと鶏肉を炒めたシンプルな一皿で、私はこれをB級グルメと位置付けし、好んで食しております。
パッタイとともにクアガイもぜひ!

パッタイメーアムの過去記事

【トンロー】ホイトートチャウレー

BTSトンロー駅を降りてわずか数分。
トンロー通り沿いにあり、日本人の間でも名の知れたお店です。
店名にあるように「ホイトート」(貝を小麦粉とともに炒めた料理)をメインとした店舗ですが、パッタイが評判を得るようになり、いまではホイトートと並ぶ人気メニューになりました。
『ホイトートチャウレー』のパッタイは、タマリンドソースをほとんど使用していないことが特徴。
タマリンドソースの甘い味付けが苦手なら舌に合うでしょう。 ランチタイムは持ち帰りオーダーが激増するため、店内の客数が少なくとも待ち時間が長くなることもあるのでご注意を。

ホイトートチャウレーの過去記事

【トンロー】パッタイ57

上述『ホイトートチャウレー』から徒歩2〜3分。トンロー通りと並行して東に走るスクンビット・ソイ57沿いに、夕刻からシーフード屋台が姿を現します。
生け簀まで並べる『タレーパオ57』は、港町マハーチャイから仕入れる魚介類を揃え、街中で、しかも低価格でタイシーフードを楽しめる素敵な屋台です。
ここと系列のパッタイ屋台が、同じ敷地内で営業しています。
各種パッタイを扱う『パッタイ57』で、私が推すのはチーズパッタイなる一品です。 パッタイの上にスライスチーズを乗せ、それを熱でとろけさせる魅惑のパッタイ。
とろけたチーズが麺に絡みワンダフォー!
チーズ好きなら声を上げてしまう可能性大ですのでご注意ください。

パッタイ57の過去記事

【エカマイ】パッタイエカマイ

BTSエカマイ駅を降り、エカマイ通りを1.5kmほど北上したエカマイ・ソイ19の入口近くで営業しています。
2011年にオープンした『パッタイ エカマイ』。
私が初めて来店したのは2015年なので、およそ2年ぶりに訪れました。
以前はパッタイしかメニューにありませんでしたが、現在はトムヤムやカオパット、ラートナーといったパッタイ以外の料理もメニューに並んでいます。
オーダーしたのはパッタイ グンソッド ホーカイ
卵で包んだエビ入りパッタイです。
タマリンドソースでしっかりと味付けされた麺は平麺で、もちもち感が素晴らしい!
ちなみに『パッタイエカマイ』は、24時間営業になったとのことです。 パッタイエカマイの過去記事

【エカマイ】パッタイYai Nee

軍政府による撤去命令により、トンローやエカマイなどスクンビット通り界隈から消えゆく屋台。
タイの風物詩ともいえる屋台が撤去を余儀なくされる中、今でも灯りを消さず営業している屋台がエカマイ駅近くにあります。
セブンイレブンの真ん前で営む『パッタイYai Nee』は、エカマイバスターミナルの目と鼻の先
コンビニの真ん前という、営業妨害には最高の立地ですが、それでも営んでいけるのはさすがタイランド。 セブンイレブンの灯りを最大限に活用し営業する『パッタイYai Nee』は、パッタイのほかにホイトートも扱い、どちらも甲乙つけがたい人気メニューです。
適度にタマリンドソースで味付けされた麺は平麺を使用。
もやしや豆腐などの具材と共に炒められ、屋台テイストのパッタイが完成です!

【SHOP DATA】
「パッタイYai Nee」
TEL:なし
OPEN:19:00-2:00(月曜日休み)
PRICE:パッタイ40B、ホイトート40B

【ヤワラート】OKパッタイ

最後に紹介するのはバンコクの中華街ヤワラートです。
屋台が密集するエリアに創業30年以上のパッタイ屋台があり、営業が始まるや数少ないテーブル席はすぐに埋まってしまいます。
「うちは仏暦2527年(西暦1984年)に母親が創業したお店なの。その母親はもう死んじゃったから私がやっているんだけどね。がはははー!」 『OKパッタイ』の女性店主は、創業者である亡き母のことをなぜか笑いつつお話しいただきました。
店主が鉄板で炒めたパッタイは、タマリンドソースはほとんど使われておらず、薄めの味付け。
卓上のナンプラーを使い、好みの味に調整するようです。
『OKパッタイ』にはドリンクメニューがないため、隣のセブンイレブンでLEOビールを調達。
多くの旅行者で賑わうヤワラートに身を置き、ビール片手にパッタイは最高です!

【SHOP DATA】
「OKパッタイ」
TEL:なし
OPEN:17:30-23:00(月曜日休み)
PRICE:パッタイ35B〜

パッタイ全店舗を掲載している【麺類マップ】もご利用ください

今回取り上げたパッタイ店は、以下【麺類マップ】のパッタイの項目に、Googleマップ上で掲載しています。
10店舗以外のお店も掲載しているのでパッタイ店探しに活用し、バンコクでパッタイを食べまくってください!

1974年生まれ、大阪府出身。2011年にタイ・バンコクへ移住。2015年より「激旨!タイ食堂」の運営開始。2017年、タイ国内や東南アジアの旅を扱う旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を立ち上げる。Twitter:@nishioyasuharu
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