【トンロー】消えゆくスクンビット ソイ38の屋台群の行く末は…

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バンコク地元紙がスクンビット ソイ38の屋台を撤去すると報じたのは2015年5月のこと。地元のタイ人だけではなく観光客にも人気の屋台エリアだけに、このニュースに衝撃を覚えた人も少なくなかったでしょう。

撤去する理由とはコンドミニアムを建設するためだとか。

バンコクのあちこちで見られるコンドミニアムの建築ラッシュは、ついに観光スポットにまで及んできたのです。あれからおよそ半年。誰も話題にしなくなったスクンビット ソイ38の屋台エリアへ行ってみました。

つゆだくのカオカームー

土曜日の昼間だったためか開いている店は2店舗ほど。そのうちの1店舗が『PA LAEM』です。店名にタイ語でクイッティアオと記載されているように、本来はクイッティアオの店なのですが、どうやらタイ人の間ではカオカームーが人気のようです。
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店内には写真が無数に貼られていて、一種独特の雰囲気を醸し出しています。お店の個性を表現している要素の1つに、X JAPANのポスターも挙げてもいいでしょう。
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「PA LAEM」のカオカームーは、昨日紹介した「ジェイ ドゥアンポーン」とは対極で、どちらかといえば味は濃く、つゆだくです。数席しかない小さな店ですが他の卓で注文されているのもカオカームーでした。ここまで誰も注文していないなら、逆にクイッティアオも食べてみたかったんですが…。
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移転先はどこへ…

昨日の記事でも書いたように開発がどんどん進み、屋台やタイ料理店が消えていくトンロー界わい。こういったカオカームーが食べられる店も貴重になってきました。ソイ38の店が立ち退かなければならない最終リミットは2016年2月末。ここはどこへ移転するのか…。

「まだ決まってないんだよ」

そう話してくれたのは店主のスアさんです。店内が個性的だと思ったら、店主も個性的。
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長いあごひげをたくわえ、私がカオカームーを食べている横でずっと寝転がってTVを観賞していた姿は、何かを達観したようで印象的でした。以前、ソイ38の他店で移転先を聞いたらエカマイの商業施設『Gateway(ゲートウェイ)』だと。「PA LAEM」もその可能性を含みながら、他を探しているのかもしれません。
創業30年以上。
守り続けた味が新天地でも食べられることを願うばかりです。
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【SHOP DATA】

「PA LAEM(ป๋าแหลม ก๋วยเตี๋ยวลูกชิ้นเนื้อวัวซอย38)」

TEL:02-382-2440,089-107-9010
OPEN:11:00-02:00(無休)
PRICE:カオカームー60B

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