[料理名]ムーサテ

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路地裏で60年 ムーサテ(豚の串焼き)専門店『ムーサテサワン』

路地裏で60年  ムーサテ(豚の串焼き)専門店『ムーサテサワン』

バンコクの街中を歩いてると、屋台や食堂でよく見かける豚の串焼き。
これには2種類あり、1つは焼き鳥で使うような甘いタレをつけて焼いているムーピン(หมูปิ้ง)という串焼きです。
カオニャオ(もち米)との相性が良く、片手にムーピン、片手にカオニャオを持ち、あたかもファストフードのように街を歩きながら頬張ると、イマドキな感じがしないでもありません。
もう1種類はムーサテ(หมูปิ้ง)。
これはインドネシアの「サテ」が由来している料理で、クミンなどで下味をつけた豚肉を串焼きにし、ピーナッツソースを絡めていただきます。
バンコクの屋台だとムーピンのほうが圧倒的に多い印象です。

路地裏で偶然出会ったムーサテ専門店

バンコクでの移動手段として利用しているのはほとんどがバイクです。
先日、サムヤーンのあたりを走っていたら、目的地とは少し方角が違うのに、なぜか吸い込まれるように知らない小道に入ってしまいました。
先を走っていたバイクに付いていってしまった結果なんですが、たまには知らない道も走ってみるとかと奥まで進入。
地図上でいうとSoi Sawang(ソイ・サワン)という道です。
ラマ4世通りから少し入っただけの場所ですが、細い通りの両側には昔ながらの家屋が立ち並び、ところどころに古くから営業している食堂なんかがあったりと、情緒ある町並み。
道を間違っとはいえ下町っぽい雰囲気に突然出会ったもんだから、目的地へ行くことをしばし忘れゆっくりとバイクを走らせつつ眺めていたら、角地でもうもうと煙を上げているではありませんか。
店前でバイクを停めて観察してみると、店頭で数名ががかりで焼いているのは豚の串焼き、冒頭で説明したムーサテでした。

営業が始まったばかりですg2人がかりでムーサテを焼いています

クミンの香りを楽しみピーナッツソースをぺったり!

開店したばかりのようで店内に客の姿はありませんが、スタッフ数名は「これから客がたくさん来店しまんねん」と言わんばかりに、がんがんムーサテを焼いている。
一見してふつうの食堂ではなさそうな雰囲気。
ついさっきカノムジーンを食べたばかりで空腹ではないけれど、偶然裏道で出会ったムーサテ専門店だけに、なんらかしらの縁があったに違いないと思い、バイクを停めて通りに面した席へ腰を下ろしました。
店内の壁には取材を受けた記事の数々が張り出されたおり、その中には日本語フリーペーパー『DACO』の記事も。
2013年に掲載された記事でした。

この連載好きだったんですが終わっちゃいましたね。。。

「何本にする?10本?15本?」

席へ座った私のもとに来たおばちゃんは、外国人である私に遠慮なくタイ語をぶちかまし、ムーサテの本数を問うてきました。
どうやら最少本数は10本のよう。
カノムジーンを食べていなければ15本はいけたけど、10本でお願いします!

「パンも一緒に食べる?」

おばちゃんはムーサテの相棒としてパンを推奨。
カノムジーンを食べていなければいけるけど、パンは無しでお願いします!
店頭でがんがんムーサテを焼いている最中だけに、私のテーブルまで運ばれてくるまでの時間は30秒ほどだったでしょうか。
あっという間にテーブルの上はムーサテパラダイスです。
クミンで下味がつけられた豚肉は一晩寝かしているようで、スパイスの香りがほんのりと鼻腔をくすぐってくれる。
ほのかな香りを楽しんだらピーナッツソースをべったりと付けて頬張ります。
旨い!
ピーナッツソース以外に酢と野菜が入った器もあり、これもムーサテの相棒です。
こってりとしたピーナッツソースと、さっぱりとした酢を、交互に味わうのがミソ。
私は上記2パターンに加え、何もつけずそのまんまを味わうという食し方も推奨します。
ほんのりながらクミンの香りを楽しみつつ、豚肉を頬張るのもよろしい。

黄金色をしたムーサテ。タレをつけずこのまんまでも美味しい。

野菜と酢のタレ。きゅうりなどは串の先で刺していただきます

串を回す手さばきはずっと見ていても飽きない

パンは5バーツ。宅配サービスもやっていますが100本以上のオーダーより受け付けています

仲よさげなスタッフたちの雰囲気も高得点

私のようにバイクを使わず『ムーサテサワン』へ行くには、MRTホワランポーン駅から徒歩がおすすめ。
おすすめといっても10分以上歩かなければなりませんが。
『ムーサテサワン』という店名は、ソイ・サワンという通りの名前が由来のようで、場所はSoi Sawang6です。
店頭でムーサテを焼いているおっちゃに訊くと、創業して60年だそう。
スタッフみんなで楽しそうに会話をしながら仕込んだムーサテを運んだり、ムーサテを焼いたりと、和やかな雰囲気。
創業して60年経ってもこうやって和やかに笑って営業しているから、タイの食堂って好きだなぁ。

【SHOP DATA】
「ムーサテサワン(หมูสเต๊ะสว่าง)」
TEL:02-236-2059
OPEN:12:00-21:00(無休)
ADDRESS:Soi Sawang 6, Khwaeng Maha Phruttharam, Khet Bang Rak, Krung Thep Maha Nakhon 10500
PRICE:ムーサテ(10本)80B

1974年生まれ大阪府出身。大阪と東京で雑誌編集者として勤務し、2011年にタイへ移住。バンコクで月刊誌の編集長を経て2017年4月にタイ国内旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し旅行メディアTRIPULLも運営。
Twitter:nishioyasuharu

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