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「激旨!タイ食堂」はTRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.が運営する、バンコク発のタイ料理店グルメ情報サイトです。取材&掲載店舗数は500軒以上! タイ国内でのタイ料理店食べ歩きに役立ててください。バンコク近郊のグルメツアーなども催行しています

【タイ国内唯一!?】サトウキビで燻すローストダック @ミンブリー

【タイ国内唯一!?】サトウキビで燻すローストダック  @ミンブリー

私個人のYouTubeチャンネルを立ち上げたのは2019年12月。
本チャンネルでは、日本人が知らない【タイの魅力】を伝えるべく、タイ国内の地方を旅する旅動画としてスタートいたしました。
ところがスタートして3ヶ月、新型コロナウイルスによる規制が始まったことにより、旅企画は中止に。
そんな状況によりYouTubeを更新できなくなった私は、4月からタイ料理を自炊するというタイ料理企画を始動いたしました。
およそ20年ぶりに挑む自炊。
そんな姿を動画でさらすという暴挙に出たわけですが、やり始めると料理が楽しくなり更新頻度がぐいぐいアップ。
開始して1ヶ月強で、旅動画より料理動画の本数が上回るといった逆転現象まで起きたのは想定外でした。

2020年3月中旬から始まったコロナによる規制により、飲食店を始め商業施設などの閉鎖されていたタイですが、新規感染者の減少により2020年5月3日から一部規制の緩和が始まりました。
その後5月17日、そして6月1日と、段階的に規制を緩和し、徐々にではありますが通常の生活を取り戻しつつあります。
閉ざされていた県境もオープンになったことで移動もしやすい。
ということで、私のYouTubeでも旅企画を再開することにいたしました。
再開の1回目として私が選んだのは、バンコク東郊にあるミンブリー地区です。

ミンブリーまでは水路(ボート)&陸路(バス)を利用

バンコク中心部からミンブリーまでの距離はおよそ30km。BTSやMRTなどは通っていないため、公共交通機関ならばバスを利用するのが手っ取り早い。
とはいえ、私は路線バスについて露とも知らないため、路線バス狂いである若生りんか氏に助言を求めました。
彼女いわく、バス1本でミンブリーまで行くなら戦勝記念塔から乗車できる26番のバスが利用でき、水路&陸路を選ぶならセンセープ運河のボートで『THE MALL バンカピ』まで行き、ここで26番か27番のバスに乗り換える方法があるとのこと。

そういえば、センセープ運河のボートなんて数年は乗っていない。
”バンコクでもっとも汚れた運河”との汚名を冠せられ、ボートに搭乗した日本人の多くから「臭い!臭い!」とバッシングを受けておりますが、タイ人にとっては通勤や通学の重要な交通手段のひとつ。
そして私にとっては、あの”臭い”さえも旅情を掻き立ててくれ、嫌いではないどころか心地よさすら感じます。

週末、私はアソークの乗り場からボートへライドオン。センセープ運河の薫りを満身に受け、ミンブリーを目指したのでございます。

センセープ運河ボートのアソークの乗り場

ミンブリー市場でまさかの撮影拒否

『THE MALL バンカピ』で27番のバスに乗り換えると、20分ほどでミンブリー市場へと到着。
この取材では動画撮影も併行してやっていたので、ミンブリー市場内も撮影しようとカメラを構えたまま市場へ入ろうとしたその時でした。

「おいおいおい。写真とか撮るならオフィスへ行って許可をもらってくれ」

THE MALL バンカピ

同じ27番でも空調が設置されているバスもあります。私が乗ったのは空調なしで10バーツ。

ミンブリー市場の外観を撮っていると警備員が接近。

警備員に声をかけられ撮影を止めろとのこと。
数年前にもミンブリー市場へ来たことがあり、写真をバンバン撮ったことがあったし、しかも『ミンブリー市場』なんて超ローカルの市場。
こんな市場でまさか撮影許可が必要になるとは思っておらず、あんぐり。
私は警備員に言われるがまま事務所へと入りました。

「市場内の撮影は事前に許可がいるのよ。でも今から聞いてみるからちょっと待ってて」

YouTube用の撮影であることを伝え待つこと5分ほど。
簡単に許可は降りるだろうとタカをくくっていたら、許可降りず!
聞くところ、どうやらこういう事情のよう。
現在コロナでソーシャルディスタンスが叫ばれている中、市場内は多くの人が闊歩しているため、ソーシャルディスタンスを守ることが難しく、そういった状況を撮影されるのはあまりよろしくないと。
市場側もかなり神経をとがらせているようです。
といった理由で撮影ができなかったため、ミンブリー市場の近くにある『チャトゥチャック2』という市場を撮影いたしました。
動画は私のYouTubeでアップしているので、ぜひそちらもご覧ください。
そしてチャンネル登録もしていただければ、めっちゃ嬉しいです!

三代に渡って守り続けられているサトウキビのローストダック『ラーンペッドオッブオイペーケー』

この日、私が遠路はるばるミンブリーまで来たのは、ミンブリー市場を見たかったわけでも、チャトゥチャック2でお買い物をしたかったわけでもなく、ローストダック専門店を取材したかったためです。
目的地として狙いを定めていたのは、ミンブリー市場すぐそばにある『ラーンペッドオッブオイペーケー(ร้านเป็ดอบอ้อยแป๊ะแค)』。
倉庫にしか見えない建屋が店舗になっており、薄暗い敷地内の中でローストダックは燻されています。
私を出迎えてくださった店主の女性は、アヒルを燻している器具を指差し教えてくれました。

「だいたい20分ぐらい燻してるの。燻しているのはアヒルと豚肉ね」

三代目の女性店主。笑顔で対応してくださりました。

看板がなければ、倉庫にしか見えない…。

燻す材料のサトウキビが積まれています。

建屋内は煙が漂っています。

この器具でアヒルや豚肉を燻しています。

内部はこのような構造に。

店主に「なぜサトウキビを使っているんですが?」と聞くと、「店名に”アヒルをサトウキビで蒸す(ペットオッブオイ(เป็ดอบอ้อย)”って入ってるからだよ」というご返答でした。

 

燻し始めるのは11時ごろで、12時には豚肉とアヒルのローストが完了するのだとか。
燻している器具は長年使われているためかなり年季が入っており、近寄りがたい雰囲気すら放っています。

「創業してもう100年ぐらいかしら。あそこには50年って書いているけど。私で三代目になります」

旦那さんはすでにお亡くなりになられたそうで、いまはスタッフ一人との二人三脚で営んでいます。
『ラーンペッドオッブオイペーケー』には客席は設けられていないため、持ち帰り専門での営業。
私は取材終わりにローストダックを一羽購入いたしまして、自宅へと持ち帰りました。
持ち帰ったのはいいけれど、アヒル丸ごと一羽を捌いたことなどありゃしない。
数日前に購入した中華包丁を取り出し、やたらめったら、えいやえいやと捌き、なんとか半羽をさばくことに成功。
盛り付けは一向に美しくございませんが、サトウキビで燻されたアヒル肉を一口噛むと、スモーキーな薫りが鼻腔から抜けうっとりとする風味。
あぁ、あぁ、と何度も嘆息をつきつつ、ビールで喉を潤しながら、いただきました。

店主が「サトウキビで燻しているのはうちだけだよ」と胸を張るローストダック。
ボートとバスを乗り継ぎ、プチ旅を楽しみながら来店し味わってみてください。

今回の記事はYouTubeに動画でも紹介しています

本文中でも紹介しましたが、本記事の取材は動画でも紹介しています。
センセープ運河のボートや路線バスの雰囲気、サトウキビでアヒルを燻している様子など、動画でも楽しんでください。

【SHOP DATA】
「ラーンペッドオッブオイペーケー(ร้านเป็ดอบอ้อยแป๊ะแค)」
TEL:02-517-1078、081-835-7029
OPEN:08:00-17:00(基本無休)
PRICE:ローストダック390B

2011年にタイへ移住。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業。動画制作事業HUSHと共に運営。
Twitter:nishioyasuharu

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