[料理名]ガイヤーン(タイ版の焼鳥)

【サバイジャイガイヤーン】”ガイヤーン”を広めたバンコク屈指の存在。

ふと思い返すと、「激旨!タイ食堂」を運営し始めて早くも5年が経過。
これまで600店舗以上のローカルタイ料理店を紹介してきた中には、超有名店もあれば、日本人のほとんどが知らない超ローカル店もあり、よくぞこれだけ食べ歩いてきたもんだと、我ながら自画自賛したい衝動に駆られる次第でございます。

5年も運営しておりますと、ローカル度がどんどん深まっていき、昨今では地方のレアな店を取り上げることが増加。
そういった店舗が増えてきたのは私個人的な嗜好によるものなのですが、冷静に俯瞰いたしますと、もはやほとんどの日本人が来店することすら難しいのではないか。そのように思い直したのでございます。
そこで今回は、超定番ともいえる店舗を取り上げようと決意。
その店舗とは、タイトルにある通り『サバイジャイガイヤーン』です。
(実際の店名は「ラーンアハーン サバイジャイ」ですが、記事内では通名の「サバイジャイガイヤーン」としております)

数多のガイドブックに取り上げられる超有名店ですが、いままできちんと紹介したことがありませんでした。
あえて取り上げなかったのは
「他のブログとガイドブックで紹介されているから」
という、非常にシンプルな理由です。

かなり知られた店だけに私が書く必要もないかと思いますが、せっかく取材し、オーナーに話まで聞いたので最後までお付き合いいただければ幸甚です。

日本人から圧倒的な支持を得ているガイヤーンの名門【サバイジャイガイヤーン】

サバイジャイ(ร้านอาหาร สบายใจ )

旅行者であれバンコク在住者であれ、「ガイヤーンの美味い店は?」と問うと、8、9割の確率でこの店名が出てくるのではないか。
カオマンガイといえば”ピンクのカオマンガイ”こと『ガイトーンプラトゥーナム』、パッタイといえば『ティップサマイ』、そしてガイヤーンといえばここ『サバイジャイガイヤーン』と、ガイヤーンの代名詞的な存在まで成り上がったといって過言ではないでしょう。
オーナーのレンさんに『サバイジャイガイヤーン』の歴史を語っていただきました。

およそ20年前にエカマイ・ソイ1でスタートした【サバイジャイガイヤーン】

「創業してもうすぐ22年が経ちます」

サバイジャイのオーナー、レンさん。

『サバイジャイガイヤーン』は現在、エカマイ・ソイ3で店舗を構えていますが、開業したのはエカマイ・ソイ1。
店舗を始めたのは、周辺にガイヤーンやソムタムを提供するレストランなどがなかったことがきっかけだったと言います。
創業当時は彼の兄と友人との3人だけでスタート。
オープン当初は集客に悩んでいたそうですが、工夫を重ねていくうちにガイヤーンの評判が広まり、エカマイという立地も手伝って外国人客が増加。
彼らがブログなどで取り上げることでさらに広まり、日本人を始め韓国人や中国人客が増え、いまの人気に繋がったといいます。
2年ほど前にエカマイ・ソイ3へ移転し、2階席を有する店舗へと拡大しました。

特別なレシピで作る”ガイヤーン”

『サバイジャイ』のガイヤーンのレシピを聞き出したい。
一般的に触れてはいえない飲食店の”ブラックボックス”へと近づくべく、厚かましさを遺憾無く発揮し、オーナーに秘伝レシピを伺いました。

「うちでは大きめの鶏を選んで買っています。その鶏を”スペシャルレシピ”のハーブに漬け込むのですが、それだけではなくCarnationに4〜5時間漬け込むのが特徴です」

Carnationとはスーパーマーケットなどでも売っている、無糖練乳のこと。
一般的なガイヤーンのレシピでは、無糖練乳を使うことはありません。
スペシャルレシピのハーブの内訳を聞き出すことはできませんでしたが、重要な一つを聞き出せたのは我ながらあっぱれ。
今度、ガイヤーンを作るときに使ってみよう。

誰もが認める【サバイジャイ】のガイヤーン

私は何度も『サバイジャイ』のガイヤーンを食したことがありますが、今回の取材ではおよそ1年ぶりです。
正直に申しますと私は
「サバイジャイのガイヤーンがバンコクで一番!」
とまでは思いませんが、ガイヤーンの出来栄えは素晴らしい。
さらに付け加えると、同店にはビールの品揃えが豊富なのも嬉しい点。
シンハーやLEO、チャンビールなど定番をはじめ、アサヒビール、さらにはUビールやバドバイザーなど他店ではあまり見ないビールまで揃えられているのは、ビール好きにとってたまらない!

お好きなビールをどうぞ。

チャンビールやハイネケンの生ビールもあるのです。

ガイヤーン以外のメニューも豊富な【サバイジャイガイヤーン】

同店の特徴は、ビールだけではなくメニューが豊富なことも挙げられます。
今回オーダーしたのは「トムヤムガイバーン(地鶏のトムヤム)」、「センミーパッカシェー」、「ヤムタックライ(レモングラスのヤム」など。
イサーン料理だけではないタイ料理も楽しめます。
そしてなにより、席数が多いのはありがたい。
敷地面積が広く2階席まであり、VIP部屋まで用意されているので、団体客もウエルカムです。

トムヤムガイバーン(地鶏のトムヤム)

センミーパッカシェー。センミー(細麺)とパッカシェーという葉野菜の炒め物です。

ヤムタックライ。レモングラス好きの私は大好物の一品です。

奥に見えるのがVIP席です。

旨いガイヤーンだけではなく、いろんなタイ料理が楽しめ、席数が多く、しかもビールの種類も多い。
バンコクでガイヤーンを味わうなら、ここはまず来店しておきたい店の一つでしょう。
その他のガイヤーンが旨い店は、こちらの記事もぜひご参考に!

バンコクで行っておきたい評判の高いガイヤーン5店舗!

【SHOP DATA】
「サバイジャイ(ร้านอาหาร สบายใจ )」
TEL:027142622
OPEN:10:30-22:30(基本無休)

YouTubeでも”タイの旨い”を配信中!

  • この記事を書いた人

西尾 康晴

2011年にタイへ移住。2015年から「激旨!タイ食堂」の運営を開始。2017年4月に旅行会社TRIPULL(THAILAND)Co.,Ltd.を起業し、現在は動画制作事業HUSHと共に運営しています。

-[料理名]ガイヤーン(タイ版の焼鳥)

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